フランス代表の一員としてユーロ制覇を目指しているカンテ [写真]=Icon Sport via Getty Images
ユヴェントスが、日本代表FW岡崎慎司のレスターに所属するフランス代表MFエンゴロ・カンテの動向を注視し続けている。イギリス紙『デイリーメール』が4日に報じた。
レスターのプレミアリーグ制覇に大きく貢献し、今夏の移籍市場で複数のビッグクラブからの関心を報じられているカンテ。今回の報道では、ユヴェントスが同選手への注視を続けていると伝えられた。同クラブはドイツ代表MFサミ・ケディラのコンディションを懸念し、同じポジションのカンテ獲得へ動く可能性を残しているようだ。現在開催中のユーロ2016に出場しているケディラは、2日に行われた準々決勝のイタリア代表戦で負傷。2015-16シーズン中も度重なる負傷に悩まされ、セリエAで出場数は20試合(5ゴール)にとどまった。
さらに今回の報道では、パリ・サンジェルマンもカンテへの関心を継続していると伝えられた。同クラブは3日にポーランド代表MFグジェゴシ・クリホヴィアクの移籍加入を発表したが、カンテ獲得に動く可能性があるようだ。
なお、カンテについては、6月28日付のスペイン紙『アス』がレアル・マドリード移籍の可能性を報道。ジネディーヌ・ジダン監督が同選手の獲得を希望し、同18日にはカンテが同クラブに売り込みをかけたとの報道もされていることから“相思相愛”での移籍成立の可能性が高いと見られている。
カンテは昨年8月、リーグ・アンのカーンから4年契約でレスターに移籍。プレミアリーグ初挑戦ながら、2015-16シーズンは全38試合中37試合出場1ゴールを記録して優勝に貢献した。選手が選ぶクラブ年間最優秀選手(MVP)も受賞している。
By サッカーキング編集部
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