日本代表DF長友佑都のインテルを率いるロベルト・マンチーニ監督が、マンチェスター・Cに所属するコートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレの獲得を断念したことを明かした。イタリア紙『トゥットスポルト』が14日に報じている。
インテルは今夏の移籍市場で、トゥーレの獲得を目指していると報じられていた。2日付のイタリア紙『トゥットスポルト』によれば、インテルは同選手に対して、現状の年俸額1100万ユーロ(約13億円)に近い条件での2年契約を提示する見通しだった。ただ、トゥーレ自身はマンチェスター・C残留を望んでいるとも伝えられていた。
現在、イタリア北部のリスコーネでトレーニングキャンプを実施しているインテル。マンチーニ監督は、マンチェスター・Cで指導したトゥーレについて「彼はまだ世界屈指のMFの1人だ。彼を獲得する希望が断たれたか?もはや、望みはないよ」と話し、獲得の可能性がないことを明かした。
なお、インテルは14日、CSKAソフィア(ブルガリア)とのプレシーズンマッチで1-2と黒星を喫した。マンチーニ監督は「シーズンのこの時期では起こり得るような敗戦だ。しかし、時にはもっと意欲的にプレーすることも必要だ」と話し、結果については意に介していないことを明かしつつ、選手たちの姿勢に注文を付けている。