ゼニト退団の意向を示したヴィツェル [写真]=Getty Images
ゼニトに所属するベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルが、クラブに退団を申し出た。23日付のイギリス紙『デイリーミラー』などが伝えている。
今夏、ローマやミラン、ユヴェントスやチェルシーなど数多くのクラブから関心を示されていたヴィツェル。自身も「新たなリーグでチャレンジしたいと思っている」と移籍を示唆するコメントを残し、動向に注目が集まっていた。
同紙によると、ゼニトのミルチェア・ルチェスク新監督がヴィツェルの去就についてコメント。「彼はクラブと話し、退団をお願いした」と同選手が正式に移籍リクエストを提出したことを明かした。さらに同監督は、「彼はイタリアのクラブから2つ、イングランドのクラブから2つのオファーが来ている」と話し、新天地の候補が4クラブあるとした。
退団を希望したヴィツェルだが、ゼニト側は同選手をクラブのキープレーヤーと位置づけている。ルチェスク監督も、「彼は世界レベルの重要な選手であり、クラブも高く評価している」と話しており、ヴィツェルを簡単に手放すつもりはないようだ。
ヴィツェルにオファーを提出している4クラブに関しては、依然明かされていない。様々な報道が飛び交う中、最終的な所属クラブはどこになるのか。今夏の動きに注目が集まっている。
By サッカーキング編集部
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