インテル指揮官を辞任する可能性を報じられているマンチーニ監督 [写真]=Inter via Getty Images
日本代表DF長友佑都が所属するインテルのロベルト・マンチーニ監督が辞任を決断する可能性が高まっているようだ。イタリアメディア『ANSA』が25日に報じた。
24日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、マンチーニ監督は今夏にインテルの経営権を手にした『蘇寧ホールディングス』の幹部と会談を行った。同監督は2018年6月30日までの契約更新を要求したが、クラブ側から拒否されたと伝えられている。
要求を受け入れられない見込みとなり、マンチーニ監督が辞任を決断する可能性があると報じられていた。今回の報道によると、同監督は「疲れている」と発言するなど、意味深長な動きを見せている。辞任が現実味を帯びてきているようだ。
なお、アメリカ遠征を行っているインテルは25日のスケジュールを変更し、ニューヨークでのトレーニングを中止した。クラブ側は中止の理由を「夜間移動のため」と説明しているようだが、監督の動向との関連があるのではないかとの憶測もあり、真相は不透明となっている。
インテルのスポーツディレクター(SD)を務めるピエロ・アウシリオ氏が急きょ、ニューヨークに向けてイタリアを出発し、マンチーニ監督と会談を行う模様。中国資本によって新たなスタートを切ったインテルは、シーズン開幕を前に先行きが不透明な状況に陥っている。
By サッカーキング編集部
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