バルサの補強候補と報じられたバッカ(左)とゴメス(右) [写真]=Getty Images
バルセロナが今夏の移籍市場における攻撃陣の補強候補として、ミランのコロンビア代表FWカルロス・バッカ、ベシクタシュを退団したドイツ代表FWマリオ・ゴメスの名を挙げているようだ。スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が26日に報じている。
バルセロナはアトレティコ・マドリードのリオ五輪アルゼンチン代表FWルシアーノ・ビエットの獲得を目指していると報じられ、一時は加入が決定的とも伝えられた。しかし26日付のスペイン紙『マルカ』によると、ビエットはセビージャへレンタル移籍で加入する見通しとなっているようだ。
ビエット獲得が失敗に終わる可能性が高まっているバルセロナ。『ムンド・デポルティーボ』は、攻撃陣の補強に向けて同クラブが“プランB”として2選手をターゲットに据えていると報じられた。
補強候補の1人目は、ミランで得点を量産したバッカだ。同選手は2015-16シーズン、セリエA全38試合に出場して18ゴールを記録。エースとして活躍を見せた。ただ、バッカはチャンピオンズリーグ出場権を持つクラブでのプレーを望んでおり、今夏の移籍市場で退団することが有力視されている。ウェストハムからの2回に渡るオファーに断りを入れ、チャンピオンズリーグに出場するクラブからの打診を待っているバッカ。バルセロナは条件を満たすだけに、加入の可能性はありそうだ。
そして2人目は、ベシクタシュを退団したゴメス。同選手は2013年夏にバイエルンからフィオレンティーナに移籍したが、セリエAでの2シーズンで通算7ゴールと結果を残せなかった。昨年夏にベシクタシュへレンタル移籍で放出されると復調を見せ、ゴールを量産してリーグ得点王を獲得。しかし2015-16シーズン終了後、トルコでの政情不安を理由に退団を発表している。
なおゴメスに関しては、高額な給料が加入の障害になり得ると伝えられた。同選手は現在、ドルトムントからの関心を報じられている。
By サッカーキング編集部
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