イグアイン(左)がナポリのデ・ラウレンティス会長(右)を非難 [写真]=Getty Images
ナポリからユヴェントスへ電撃移籍したアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインが28日、ユヴェントス・スタジアム内で加入会見に出席した。イタリア紙『トゥットスポルト』が報じている。
イグアインのユヴェントス移籍は26日に発表された。移籍金は9000万ユーロ(約104億1000万円)で、背番号は「9」に決まっている。
ライバルクラブへの移籍劇についてイグアインは「問題は(ナポリのアウレリオ)デ・ラウレンティス会長との関係にあった。彼とは1分たりとも一緒に過ごしたくはなかったんだ」と同会長との不仲を明かし、「このように移籍が決まったのは、会長が移籍を推し進めたからだ」と非難している。
一方、ナポリのマウリツィオ・サッリ監督については「自分にとってサッリ監督はとても重要な監督だ。自分を成長させてくれた。彼にはここで挨拶をしたい。移籍したことを申し訳なく思っているし、監督にはただ感謝の言葉しかないよ」と感謝の意を述べている。
そして、新しいチームメイトとのプレーについては「最高なことは、一流の選手たちとプレーできることだ。こういった選手たちと一緒にプレーできる幸運を得た。この機会を活かして、さらに学んでいきたい」と期待感を示した。
イグアインは1987年生まれの28歳。アルゼンチンの名門リーベル・プレートのユース出身で、17歳の時にトップチームデビューを果たした。2007年1月にレアル・マドリードへ移籍。2013年夏にナポリへ移籍すると得点を量産し、2015-16シーズンはセリエAで36ゴールを記録した。得点王のタイトルを獲得するとともに、同リーグのシーズン最多得点記録を66年ぶりに更新した。
By サッカーキング編集部
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