辞任を表明したピサのガットゥーゾ監督(写真は2013年、パレルモ指揮時) [写真]=Getty Images
今シーズン、セリエBでの戦いに臨むピサを率いる元イタリア代表MFのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が、辞任の意向を表明した。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が7月31日に報じている。
ガットゥーゾ氏は「このクラブとは働くことはできない。全てのスタッフとともに辞任を表明する。取り返すことはできないものだ」と、クラブ側を厳しく批判して辞任を表明した。
ガットゥーゾ氏は昨年夏、レーガ・プロ(イタリア3部リーグに相当)に所属するピサの指揮官に就任し、2年契約を締結。昨シーズンは就任1年目にして昇格プレーオフを制し、セリエB昇格に導いた。
しかし、ガットゥーゾ氏とクラブ側の方針をめぐる対立が表面化。昇格決定直後には一度は辞任危機を回避したものの、最終的にはガットゥーゾ氏がピサを去るという結末を迎えることになりそうだ。なお同クラブの後任については、元ローマ指揮官のズデネク・ゼーマン氏が有力候補に挙げられている。
By サッカーキング編集部
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