インターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)2016のアメリカ・ヨーロッパラウンドが8月3日に行われ、日本代表FW本田圭佑のミランとチェルシーが対戦。本田はベンチスタートだった。
7月30日のリヴァプール戦では0-2と完封負けを喫したミラン。今大会3戦目の先発メンバーには、イタリア人GKジャンルイジ・ドンナルンマやブラジル人FWルイス・アドリアーノ、フランス人FWエムバイェ・ニアンらが名を連ねた。
一方、7月30日のレアル・マドリード戦では2-3と競り負けたチェルシーは、ベルギー代表GKティボー・クルトワやスペイン代表MFセスク・ファブレガス、ブラジル代表MFウィリアン、スペイン人FWジエゴ・コスタらが先発出場した。
均衡を破ったのはチェルシーだった。24分、右サイドからのスローインをペナルティーエリア手前で受けたネマニャ・マティッチが左サイドへ展開。走り込んでいたヴィクター・モーゼスが右足シュートを放つと、相手GKが弾いたところにベルトラン・トラオレが飛び込み、頭で押し込んだ。
先制を許したミランは38分に反撃。ペナルティーエリア左手前からのFKをジャコモ・ボナヴェントゥーラが直接狙うと、壁を越えた強烈なシュートがゴール左隅に決まった。鮮やかな直接FKでミランが同点に追いつき、前半は1-1で終了した。
1-1で迎えた後半、チェルシーは58分にチャンスを迎える。右サイドのスペースでパスを受けたウィリアンが強烈なシュートを放つと、GKドンナルンマが弾いたボールがゴール方向へこぼれたが、再び反応した同GKのセーブに阻まれ、ゴールネットを揺らすには至らない。
ミランは67分に2選手を交代。本田とジェルソン・ベルガラをピッチに送り出した。しかし69分、チェルシーがPKのチャンスを得る。左サイドでサイドチェンジのパスを受けたセサル・アスピリクエタが中央へ折り返すと、対応していたミランのアンドレア・ポーリのハンドを誘発した。キッカーを務めたオスカルがゴール右隅に決め、2-1と勝ち越しに成功した。
1点を追うミランは81分にアレッサンドロ・マトリらを投入して打開を図るが、終了間際の87分にオスカルに2ゴール目を決められ、リードを広げられた。
試合は3-1で終了。チェルシーが快勝し、ミランは連敗で大会を終えた。
【得点者】
0-1 24分 ベルトラン・トラオレ(チェルシー)
1-1 38分 ジャコモ・ボナヴェントゥーラ(ミラン)
1-2 70分 オスカル(チェルシー)
1-3 87分 オスカル(チェルシー)
By サッカーキング編集部
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