現在はオーランド・シティに所属するカカ [写真]=Getty Images
MLS(メジャーリーグ・サッカー)のオーランド・シティに所属するブラジル代表MFカカが、かつて在籍した日本代表FW本田圭佑が所属するミランについて言及した。17日付けのイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
2003年から2009年及び2013-14シーズンにミランでプレーしたカカは、同クラブで公式戦通算307試合に出場し104得点を記録。セリエAやチャンピオンズリーグ優勝を経験した。同紙によるとカカは、「ミランのシャツを着て素晴らしい時間を過ごしたよ。僕はミランが世界の頂点に立つのを見たのさ」と自らが在籍した時代を振り返った。
一方でカカは、現在のミランを厳しく評価。「今の状況は僕を本当に悲しくさせる」と2015-16シーズンはリーグ7位に終わったチームの現状を嘆いた。その上で、「ミランは一歩ずつ成長していく必要があると理解するべきだ。ユヴェントスのようにね。彼らはスタジアム再建を契機としてチームを再構築することで、近年の成功を打ち立てた」とアドバイス。2006-07シーズンにはセリエB降格を味わいながらも、2015-16シーズンにリーグ5連覇を達成したユヴェントスを見習うべきだとした。
カカは「数年で私たちはミランがイタリアやヨーロッパのトップの舞台で戦っている姿を見ると思うよ。ミランにはそれができると確信している」と期待を寄せた。また、新指揮官に就任したヴィンチェンツォ・モンテッラ監督に対しては、「簡単な作業ではないだろうが、彼は(監督として)正しい男だ。モンテッラが変化を起こし、ミランをトップへ戻してくれることを望んでいるよ」とエールを送った。
By サッカーキング編集部
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