ヴォルフスブルク移籍が消滅し、ナポリ加入の可能性を報じられたザザ [写真]=Getty Images
ヴォルフスブルクとの移籍交渉を報じられていたユヴェントスのイタリア代表FWシモーネ・ザザが、ナポリへ加入する可能性があることがわかった。イタリア紙『ラ・スタンパ』が報じている。
14日付のドイツ誌『キッカー』によれば、ザザはヴォルフスブルク移籍に向けた交渉を行っていた。同クラブのスポーツディレクターを務めるクラウス・アロフス氏は「まだ移籍が完了したとは言うことはできない」と話していたが、交渉の存在は認めていた。
今回の報道によると、ザザは4年契約でのヴォルフスブルク移籍に合意していたという。しかし、同クラブが提示したオファーはユヴェントスの条件を満たさなかったようで、移籍は不成立に。ヴォルフスブルクはザザ獲得を断念し、フィオレンティーナからドイツ代表FWマリオ・ゴメスを獲得することとなった。
ヴォルフスブルク移籍が消滅したザザ。イタリアメディア『tuttomercato.web』によると、ナポリが新天地候補に浮上しているという。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長がはすでに2100万ユーロ(約23億7000万円)のオファーを提示したと報じられている。
ザザは1991年生まれの25歳。2013年からサッスオーロでプレーし、昨シーズンはセリエAで31試合出場11ゴールを記録した。昨年7月にユヴェントスへ移籍。今シーズンは19試合出場5ゴールを記録した。イタリア代表の一員としてユーロ2016にも参戦し、準々決勝までの全5試合中3試合に出場した。
ユヴェントスとナポリは今夏、アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインの移籍交渉を成立させ、巨額取引を実現させた。ザザがナポリに加入した場合、ストライカーを入れ替えるような形となる。移籍市場の終幕まで約2週間。ザザの移籍交渉が進展するかどうか、注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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