キエーヴォとの開幕戦で完封負けを喫したデ・ブール監督(中央) [写真]=Corbis via Getty Images
セリエA第1節が21日に行われ、キエーヴォと日本代表DF長友佑都の所属するインテルが対戦。長友は左サイドバックでフル出場を果たしたが、インテルは0-2と開幕黒星スタートとなった。
新シーズン開幕直前に指揮官交代が決まったインテル。今月9日の就任発表から13日目で初陣を迎えたフランク・デ・ブール監督が試合後、敗戦を振り返って「全ての面を改善しないといけない」と語った。クラブの公式HPがコメントを伝えている。
デ・ブール監督は「我々は今日の試合に落胆している。誰だって、常に勝ち点3を掴みたいと考えているものだ。このような試合になるとは想像していなかった」と心境を明かし、「チャンスを数多く作り出したことは確かだが、集中力が低下していたのかもしれない。おそらく、フィジカルコンディションが影響しているだろうね」と続けた。
「フィジカルコンディションは厄介な問題だ。改善しなければいけないテーマだよ。(改善の)唯一の方法は、試合をこなしていくことだ。勝ち点3が懸かっている試合の中で、それを果たしていくしかないんだ。前の(ロベルト・マンチーニ)監督を非難することはできないよ。現状に向き合うしかないんだ」
わずかな準備期間で開幕戦を終え、フィジカルコンディションに問題を抱えていることを強調したデ・ブール監督。リーグが開幕してしまった以上、試合をこなしながらコンディション調整と戦術の浸透を行っていかなければならない。「戦術面もフィジカル面もまだまだ改善しないといけない」と語った指揮官が、今後どのような修正を施していくか注目だ。
開幕黒星スタートとなったインテル。次節は28日、パレルモをホームに迎える。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト