昨シーズンはモナコでプレーしたMFパシャリッチ [写真]=Getty Images
日本代表FW本田圭佑が所属するミランが、チェルシーのクロアチア代表MFマリオ・パシャリッチを獲得することで合意に達したようだ。イタリアメディア『MilanNews.it』が24日に報じた。
報道によると、両クラブによる移籍交渉は佳境を迎えている模様で、最終決定まで時間の問題となっているようだ。レンタル移籍でのミラン加入となり、契約に完全移籍へ移行する条項は付かないという。ただ、パシャリッチがチェルシーを退団することになった場合、ミランが完全移籍の交渉優先権を持つことになる模様だ。
パシャリッチは1995年生まれの21歳。クロアチアのハイドゥク・スプリトで下部組織からトップチームに昇格し、2014年6月にチェルシーへ移籍した。2014-15シーズンはエルチェ、昨シーズンはモナコにレンタル移籍で加入してプレー。2シーズン連続で“武者修行”中の若手選手だ。
同選手は2014年のブラジル・ワールドカップに臨むクロアチア代表候補にも名を連ねていたが、本大会出場メンバーに残ることはできなかった。ただ、同年9月には代表デビューを果たしている。
ミランへの移籍が決まれば、3シーズン連続でレンタル移籍先でのプレーとなるパシャリッチ。モナコでプレーした昨シーズンはリーグ・アンで16試合出場3ゴールを記録したが、定位置を確保したとは言い難かった。チェルシーに留まっても出場機会を見込めない可能性が高いだけに、ミラン移籍はチャンスと言えそうだ。
By サッカーキング編集部
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