開幕2試合で辞任の意向を表明したバッラルディーニ監督 [写真]=Getty Images
パレルモを率いるダヴィデ・バッラルディーニ監督が退任し、新指揮官にロベルト・デ・ゼルビ氏が就任する見通しとなった。イタリア紙『トゥットスポルト』が4日に報じている。
パレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長は2日、バッラルディーニ監督からメールで辞任の申し入れを受けたことを表明。同監督は今夏の移籍市場における選手補強に不満を持っていたものと見られている。
バッラルディーニ監督は3日午前中のトレーニングでは指揮を執ったものの、午後には練習場を後にしたため、退任が決定的となった。後任には、昨シーズンにレーガ・プロ(イタリア3部)のフォッジャを率い、プレーオフ進出に導いたデ・ゼルビ氏が就任する運びとなっている。5日にも契約を結ぶ模様だ。
パレルモは昨シーズンに実に8回もの指揮官交代を繰り広げながら、奇跡的にセリエA残留を勝ち取った。今シーズンは第1節でサッスオーロに0-1と敗れたものの、第2節のインテル戦では1-1と引き分け。開幕2試合を終えて1分け1敗と、深刻な成績不振に陥っているわけではないが、早くも監督が交代する事態となった。
パレルモは次戦、セリエA第3節でホームにナポリを迎える。
By サッカーキング編集部
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