サンプドリア戦で1ゴール1アシストの活躍。23季連続得点を記録したトッティ [写真]=Getty Images
セリエA第3節が11日に行われ、ローマとサンプドリアが対戦。ローマが3-2と劇的な逆転勝利を収めた。
ローマを勝利に導いたのは、39歳のキャプテンだった。1-2で迎えた後半開始時から投入された元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティは61分、左サイドからの正確なロングパスで、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表FWエディン・ジェコの同点ゴールを演出。そしてアディショナルタイムにはPKを沈め、劇的な逆転ゴールを決めた。
1ゴール1アシストの活躍を見せたトッティは試合後、イタリアメディア『メディアセット』のインタビューに応じた。
トッティは1994-95シーズンから23シーズン連続で、セリエAでゴールを記録した。「この思いを表現するのはとても難しい。重要なのは、試合をひっくり返したことだ。決して簡単な試合ではなかった。素晴らしいスピリットとプライド、重要なものを示したね。気持ちが全て自分を助けてくれたんだ」と勝利を振り返り、以下のように続けた。
「人は、精神的に自由な状態であれば、どんなことだってできるんだ。一日、一日と、正しいスピリットを持って冷静に現役最後の1年を過ごしているよ。しかし、このようなコンディションなのに、どうして引退しなければならないのだろうか」
ローマは今年6月7日、トッティとの契約延長を発表。新契約期間は今シーズン限りで、クラブの公式HPに掲載されたリリースには「トッティは最後の1年をプレーする」と記されていた。
“現役最後のシーズン”を過ごしている同選手。今月27日に40歳を迎えるが、今も能力と存在感は健在だ。来シーズン以降も選手生活を続行する可能性はあるだろうか。
By サッカーキング編集部
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