ミラノの2クラブを率いたレオナルド氏(写真は2013年5月)[写真]=Getty Images
元ブラジル代表MFレオナルドが、自身がかつて指揮した日本代表DF長友佑都が所属するインテルと、同代表MF本田圭佑が所属するミランの現状を嘆いた。イタリアメディア『スカイスポルト』が12日に報じている。
レオナルド氏は2009-10シーズンにミラン、その翌シーズンにインテルを指揮した経験を持つ。ミラノに本拠を構える2クラブを率いた同氏が、低迷する両クラブの現状に関してコメントした。
同氏はインテルについて「僕からすれば、インテルの選手たちは世界のベストプレーヤーではないし、トップ10に入る選手はいないよ。残念だけどそうなんだ。バルセロナやマンチェスター・Uにいるような選手ではない」と戦力が低下していることを嘆いている。
ミランについては「チャンピオンズリーグ(CL)に出ていない。つまり強い選手が来ないということ。来るのは他のクラブで余ってしまった選手だけだ」と一刀両断。伸び悩む成績とうまくいかない補強を批判している。
今シーズンこそ成績を残したい両軍だが、セリエ第3節を終えた時点でインテルが11位、ミランが15位とスロースタート。まだまだ挽回のチャンスはあるが、決して順調な出だしでないことは確かだ。苦しむ名門2チームの奮起に期待したい。
By サッカーキング編集部
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