かつてユヴェントスで活躍したデル・ピエロ(左)とトレゼゲ氏(右) [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ・グループステージ第1節が14日に行われ、ユヴェントスはホームで日本代表MF清武弘嗣所属のセビージャと対戦し、スコアレスドローに終わった。試合後、かつて同クラブで活躍した2人のレジェンドが感想を述べている。
イタリアメディア『Sky』のコメンテーターを務めた元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロは、「僕がもしユヴェントスの選手だとしたら、新たにページをめくり、次の試合のことを考えるように努めるね。失われたものは何もない。上手くいかなかった点について学習する必要があるが、自信が変わることはないよ」と言及。気持ちを切り替えることが必要だと主張した。
一方、同『メディアセット』のコメンテーターを務めた元フランス代表FWダヴィド・トレゼゲ氏は、「後半は素晴らしかったが、考えるスピードが不足していたね。勝利に値する試合をしたが、セビージャが最高の勝ち点1を得た。セビージャは素晴らしいチームだと思う」と話すと、今シーズンは低い位置まで下がって攻撃の組み立て役を担うシーンが目立つアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラに対し、よりゴールに近い位置でプレーしてほしいとの希望を明かした。
「ディバラについては、もう数メートル、ゴールに近づいたところでプレーする姿を見たいね。そうすれば、より危険な選手になれるだろう」
CLではドロー発進となったが、セリエAでは開幕3連勝と好スタートを切ったユヴェントス。18日には敵地で日本代表DF長友佑都が所属するインテルとの“イタリア・ダービー”に臨む。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト