インザーギ監督(右)がトッティ(左)にエールを贈った [写真]=Getty Images
レーガ・プロ(3部リーグに相当)のヴェネツィアで指揮を執る元イタリア代表FWフィリッポ・インザーギ監督が、ローマの元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティについて言及した。
インザーギ監督はイタリアメディア『Italia 1』の番組にゲスト出演。40歳の誕生日を今月27日に控えているトッティについて、「ちょっとうらやましく思うよ。自分は39歳までしかプレーできなかったからね。それは冗談だけど、フランチェスコはサプライズを起こしている。ピッチに立てば、いつも違いを生み出しているんだ」と、プレーぶりを称賛した。
トッティについては、今年6月7日にローマが契約延長を発表。新契約期間は今シーズン限りで、クラブの公式HPに掲載されたリリースには「最後の1年をプレーする」と記されていた。
現役最後のシーズンを過ごしているトッティ。ただ、11日のセリエA第3節サンプドリア戦では1ゴール1アシストでローマを逆転勝利へ導くなど、能力と存在感は未だに健在だ。試合後には「このようなコンディションなのに、どうして引退しなければならないのだろうか」とコメントする一幕もあった。
インザーギ監督は「競争力があると感じていて、そのように思える限りは現役を続けて前に進んで欲しいと願っている」と現役続行を期待するコメントを残しつつ、「自分はまだ決定力があったときに現役を辞めた。最高の方法で(現役を)退いたと思う。彼も同じようにやって欲しいね」とエールを贈っている。
By サッカーキング編集部
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