イグアイン(左)と抱擁を交わしたナポリのサッリ監督(右) [写真]=NurPhoto via Getty Images
セリエA第11節が29日に行われ、ユヴェントスとナポリが対戦。古巣との初顔合わせとなったユヴェントスに所属するアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインと、ナポリのマウリツィオ・サッリ監督が抱擁を交わした。29日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』がサッリ監督のコメントを伝えている。
試合は1点ずつを取り合って迎えた70分、ユヴェントスが決勝点を挙げる。エリア内の浮き球に反応したサミ・ケディラが相手DFと競り合うと、こぼれ球にイグアインが反応。左足を振り抜くと、地を這う強烈なシュートがゴール右隅へ突き刺さった。試合はこのままユヴェントスが2-1で勝利を収め、首位をキープした。
サッリ監督はイグアインについて、「我が子のような存在だよ」とコメント。「私はまだ彼を愛している。たとえユヴェントスに移籍したとしても、愛情があるし、それは10年後も変わらないだろう」と、元教え子への気持ちを口にした。
試合後には抱擁を交わしたイグアインとサッリ監督。決勝点を奪われ、悔しい思いをした同監督だが、昨シーズンまでともに戦ったイグアインへの愛情は変わらないもののようだ。
これでユヴェントスは勝ち点を27に伸ばし、首位を快走。一方のナポリは連勝が2で止まり、勝ち点20で暫定3位としている。次節、ユヴェントスは11月6日に敵地でキエーヴォと、ナポリは同5日にホームでラツィオと対戦する。
By サッカーキング編集部
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