今夏からウェストハムでプレーするFWザザ [写真]=Getty Images
ナポリが、ウェストハムのイタリア代表FWシモーネ・ザザの獲得に動いているようだ。イタリア紙『イル・マッティーノ』が13日に報じた。
同紙によると、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が、今冬の補強資金として2000万ユーロ(約23億円)を用意。この資金で、ザザの獲得に動くと予想されている。
一方、ザザがナポリ入りすることになれば、イタリア代表FWマノーロ・ガッビアディーニが退団するとの見方が強まっている。トレードについては難しいとの見方が強まっているが、ガッビアディーニには多くのクラブが関心を持っているようだ。
ザザ本人は、イタリアメディア『Rai』のインタビューで去就や移籍報道について答え、「正直なところ、複数のクラブからの関心については何も知らないんだ。ただ、ナポリは素晴らしいクラブだ」と話すに留まった。また、復帰がささやかれるユヴェントスに関しては「ユーヴェでプレーできたことは誇りだ。しかし、現在の自分のクラブはウェストハム。もし、自分が退団するようなことになれば、それは失敗だろう」と話し、現時点で移籍の意思がないことを示唆している。
現在25歳のザザは2013年からサッスオーロでプレーし、2014-15シーズンはセリエAで31試合出場11ゴールをマーク。昨年7月にユヴェントスへ移籍し、昨シーズンは19試合出場5ゴールを記録した。イタリア代表の一員としてユーロ2016にも参戦し、準々決勝までの全5試合中3試合に出場。今夏、ナポリ移籍の可能性も報じられていたが、ウェストハムへの1年間のレンタル移籍が決定した。
By サッカーキング編集部
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