ニースで復活を印象付けているバロテッリ。ユーヴェ移籍に迫った過去を明かした [写真]=Icon Sport via Getty Images
ニースに所属するイタリア人FWマリオ・バロテッリが、ユヴェントス入りに迫っていた過去を明かした。イタリア紙『トゥットスポルト』が15日に報じている。
ニースでベストフォームを取り戻したものの、代表復帰は叶わなかったバロテッリ。同選手は15日に開催されたイタリア代表とドイツ代表の国際親善試合を観戦するため、ジュゼッペ・メアッツァを訪れていた。
バロテッリはイタリアメディア『メディアセット』のインタビューに応じ、「自分はいつもイタリア代表のサポーターだ。もし(ジャンピエロ)ヴェントゥーラ監督が自分を招集してくれれば“マリオが理解しているプレー”を披露することになるだろう」と答え、イタリア代表への思いを語った。
そしてバロテッリは「ミランに移籍する前に、ユヴェントスに移籍するはずだった。しかし、いくつかの問題が出て、移籍は実現しなかった」と、かつてユヴェントス入りに迫った過去があったことを激白した。
また、20日に行われるセリエA第13節、ミランとインテルの「ミラノ・ダービー」についても言及。両クラブに所属した経験を持つバロテッリは、以下のようにコメントしている。
「常にスペクタクルを期待している。もしミランが勝てば、より幸せだ。インテルで過ごした年もとても素晴らしいものだった。自分は口にしたものを吐き出すようなことはしないが、しかし、ミランが自分の心の中には常にある」
インテルよりも昨シーズンまで所属したミランを応援していることを明かしたバロテッリは、さらに「ミランは今、若手中心のチームだ。素晴らしいサッカーをしていて、優秀な指揮官がいる。3位に位置しているね。(ジャンルイジ)ドンナルンマと(マヌエル)ロカテッリが良いプレーをするように願っている。インテルでは(マウロ)イカルディを応援しているよ」と続けている。
今シーズン、新天地のニースで復活を遂げているバロテッリ。リーグ・アン第12節終了時点で首位を走るチームにあって、6ゴールを挙げている。
By サッカーキング編集部
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