セリエAデビューを果たした16歳のケーン [写真]=Getty Images
セリエA第13節が19日に行われ、ユヴェントスとペスカーラが対戦した。
ここまで10勝2敗で首位に立つユヴェントスが、1勝4分け7敗で18位に沈むペスカーラをホームに迎えての一戦。ユヴェントスの先発メンバーにはFWゴンサロ・イグアインやFWマリオ・マンジュキッチらが名を連ねた。
試合は序盤からユヴェントスが押し込む展開となるが、ペスカーラも粘り強い守備を見せる。それでも36分、マンジュキッチとのパス交換でエリア内に侵入したサミ・ケディラが右足のシュートをゴール右に流し込み、ユヴェントスが先制に成功した。
後半に入っても主導権を握るユヴェントスは63分、左サイドからのクロスをエリア内中央のケディラがヘディング。このボールに反応したマンジュキッチがGKの手前でうまくコースを変えると、これがゴール左に決まって、リードが2点に広がった。さらに69分、エリア手前中央でボールを持ったエルナネスが右足の強烈なミドルシュートをゴール右隅に突き刺し、決定的な3点目が決まった。
3点のリードを得たユヴェントスは84分、マンジュキッチに代えて2000年2月28日生まれの16歳、U-17イタリア代表FWモイーズ・ケーンを投入。セリエAでは初となる2000年生まれの選手が誕生した。
![マンジュキッチ ケーン](https://www.soccer-king.jp/wp-content/uploads/2016/11/GettyImages-624447342.jpg)
マンジュキッチ(右)との交代でケーン(左)がセリエAデビューを果たす [写真]=Getty Images
試合はこのまま3-0で終了し、ユヴェントスがリーグ戦4連勝を達成している。
次節、ユヴェントスはジェノアと、ペスカーラはローマと、それぞれ敵地で対戦する。
【得点者】
1-0 36分 サミ・ケディラ(ユヴェントス)
2-0 63分 マリオ・マンジュキッチ(ユヴェントス)
3-0 69分 エルナネス(ユヴェントス)
By サッカーキング編集部
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