今夏チェルシーからオファーがあったものの、ローマに残留したMFナインゴラン [写真]=AS Roma via Getty Images
ローマのベルギー人MFラジャ・ナインゴランに今冬の移籍市場で、退団の可能性があることが浮上している。イタリア紙『トゥットスポルト』が21日に報じた。
ナインゴランについては、今夏の移籍市場でもチェルシーからの関心が何度も伝えられたが、本人が残留を望み、移籍は成立しなかった。ローマ側もチャンピオンズリーグ(CL)プレーオフでの敗退で収入面での打撃を受けたものの、ナインゴランの退団はなんとか回避していた。しかし、ここにきて、ナインゴランの去就が不透明なものとなっている。
ローマはナインゴランとの契約更新に動いているものの、提示する条件に満足しておらず、これまでのところ成立には至っていない。同選手は600万ユーロ(約7億円)の年俸を要求しているものとみられ、ローマは譲渡を検討し始めていると報じられている。
ナインゴランの獲得に関心を抱いているのは、チェルシーが最有力と見られているものの、同紙はユヴェントスにとってもうってつけの補強になると報じている。果たして、今夏の移籍市場でボスニアヘルツェゴヴィナ代表MFミラレム・ピアニッチがローマからユヴェントスに移籍したように、ナインゴランが同じ道をたどるのか注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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