2000年以降に生まれた選手が、初めてチャンピオンズリーグ(CL)のピッチに立った。
22日、ユヴェントス(イアリア)はCL・グループステージ第5節で日本代表MF清武弘嗣所属のセビージャ(スペイン)と対戦。この試合で、同クラブに所属するU-17イタリア代表FWモイーズ・ケーンがCLデビューを果たした。
歴史的な瞬間が訪れたのは1-1の同点で迎えた84分。2000年2月28日生まれのケーンが、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表MFミラレム・ピアニッチとの交代でピッチに送り出された。
UEFA(欧州サッカー連盟)公式サイト『UEFA.com』によれば、2000年以降に生まれた選手がCLに出場するのはこれが史上初。また、16歳267日での出場は歴代6番目の若さだという。また、ケーンは19日に行われたセリエA第13節のペスカーラ戦でも試合終盤から出場し、2000年以降に生まれた選手として初となるセリエAデビューを果たしていた。
ユヴェントスは、ケーン投入直後の85分にイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチのゴールで逆転すると、終盤にも1点を加えて3-1で勝利。グループステージ突破を確定させている。
■チャンピオンズリーグ最年少出場選手ランキング
セレスティン・ババヤロ(アンデルレヒト):16歳87日(1994年)
アレン・ハリロヴィッチ(ディナモ・ザグレブ):16歳128日(2012年)
ユーリ・ティーレマンス(アンデルレヒト):16歳148日(2013年)
ハリス・マブリアス(パナシナイコス):16歳242日(2010年)
ケネス・ゾホレ(コペンハーゲン):16歳263日(2010年)
モイーズ・ケーン(ユヴェントス):16歳267日(2016年)