2008年から2013年までミランでプレーしていたアントニーニ [写真]=VI Images via Getty Images
レーガ・プロ(イタリア3部リーグに相当)に所属するプラートは23日、元ミランのイタリア人DFルカ・アントニーニの現役引退を正式発表した。双方が同意の上で、契約を解除している。今後は同クラブで下部組織のスタッフを務めることも併せて発表されている。
現在34歳のアントニーニはミラン下部組織出身で、2001年に当時セリエC2(4部リーグに相当)に所属していたプラートでプロキャリアをスタートしており、現役の最後を思い出のクラブで終えることとなった。2003年にミランとの共同保有でサンプドリアに移籍すると、2006年にはレンタルでシエナに加入し、セリエA32試合に出場。翌年に、今度はミランとの共同保有でエンポリへ移った。そして、2008年にようやくミラン復帰を果たし、5シーズンに渡って同クラブでプレー。2013年にはジェノアに完全移籍した。その後、セリエBのアスコリとリヴォルノを経て今シーズンからプラートに復帰し、9試合に出場していた。
2010年にはイタリア代表に招集されているが、試合に出場することはできなかった。また、ジェノアに所属していた2014年10月には、ジェノヴァの街が豪雨により大洪水になる被害に見舞われると、率先して泥だらけになった街の清掃にあたるなど、人格者としても知られる存在だった。
By サッカーキング編集部
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