ユヴェントス戦後、同じアルゼンチン出身のオカンポス(下)と勝利を祝うシメオネ(上) [写真]=Getty Images
アトレティコ・マドリードの指揮官を務めるディエゴ・シメオネ監督の息子で、ジェノアに所属するアルゼンチン人FWジオバンニ・シメオネがユヴェントスを相手に2ゴールを決める活躍を披露した。同選手が試合後に残したコメントを、イタリアメディア『カルチョメルカート』が27日に伝えている。
シメオネは、27日に行われたセリエA第14節のユヴェントス戦に先発出場。まずは開始早々の3分にカウンターのチャンスから迎えたゴール前の混戦で、こぼれ球を押し込んで先制点を奪う。さらに13分には、元セルビア代表MFダルコ・ラゾヴィッチの浮き球のボールを頭で流し込み、この日2点目。シメオネのドッピエッタで主導権を握ったジェノアは3-1でユヴェントスに勝利を収めている。
試合を終えたシメオネは「父さんは試合前に、彼がユヴェントスを相手にゴールを決めた話をしてくれた」と、父であるディエゴ・シメオネ氏との試合前の会話を明らかにし「僕のキャリアで最高の日になった。少なくても現時点ではね」と、喜びを爆発させている。
シメオネは今夏リーベル・プレートからジェノアに加入し、欧州リーグに初挑戦している。今シーズンは前節終了時点で10試合に出場し2ゴールを挙げていたが、王者ユヴェントスとの一戦で大仕事をやってのけた。ジェノアは4試合ぶりの勝利で、順位を9位に上げた。次節は12月5日にキエーヴォと対戦する。
By サッカーキング編集部
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