今夏インテルに加入したが、出場機会がなかなか得られないFWガブリエウ [写真]=Inter via Getty Images
サントスのモデスト・ローマ会長が、日本代表DF長友佑都が所属するインテルのブラジル代表FWガブリエウ・バルボーザの復帰を強く希望していることを明かした。
ローマ会長はブラジルメディア『Bradesco Esportes』のインタビューで、「ガビゴル(ガブリエウ・バルボーザの愛称)がもう一度サントスでプレーすることが夢だ。夢というものは時に実現するものだ。今彼はインテルでプレーしているが、もし彼らがレンタルで譲渡する意思があるのなら、私はとても幸せだ」と言明。レンタル移籍での復帰を希望していると口にした。
一方で、「ガビゴルとは話していない」と、選手本人には接触していないとコメント。「ミラノで全力を尽くせるように、環境に慣れさせ、全員が応援しなければならない。今、ミラノは寒く、彼が好む気候ではない。ミラノの冬はとても厳しいだけに、我々はガビゴルを応援している」と続け、気候や環境に順応できるように応援していることを明かしている。
現在20歳のガブリエウは2015年のコパ・ド・ブラジウで得点王に輝き、“ガビゴル”という愛称で呼ばれる左利きのストライカー。サントスの下部組織出身であることや、プレースタイルが似ていることから“ネイマール2世”と称される。
今夏行われたリオデジャネイロ・オリンピックのブラジル代表メンバーにも選ばれ、本大会では全6試合出場2ゴールで金メダル獲得に貢献。今夏の移籍市場で鳴り物入りでインテルに加入した。しかしながら、11月28日のセリエA第14節終了時点でわずか1試合の出場で16分のプレー時間にとどまっている。
By サッカーキング編集部
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