インテルがジェノアに完封勝利を収めた [写真]=Inter via Getty Images
セリエA第16節が11日に行われ、長友佑都が所属するインテルとジェノアが対戦した。
インテルは前節、ナポリに0-3と完敗。ホームに戻った今節はステファノ・ピオリ監督体制下でリーグ2勝目を狙う。新指揮官のもとで長友がリーグ戦初先発を飾ったほか、GKサミール・ハンダノヴィッチ、DFミランダ、MFマルセロ・ブロゾヴィッチ、FWマウロ・イカルディ、ロドリゴ・パラシオらがスタメンに名を連ねている。ジェノアは、GKマッティア・ペリン、DFニコラス・ブルディッソ、MFルーカス・オカンポス、ジオバンニ・シメオネらが先発出場した。
最初に決定機を迎えたのはジェノア。19分、右サイドをダルコ・ラゾヴィッチが突破すると、そのまま切り込んでエリアに進入しシュートを放つが、ゴール前でダニーロ・ダンブロージオがクリアして得点を許さない。
26分には再びラゾヴィッチが右サイドでボールを持ちクロスを入れる。これをオカンポスがヘディングで枠に飛ばすが、GKハンダノヴィッチにセーブされる。インテルも31分にミランダのロングパスからイカルディがエリア手前でボールを持つと、サイドからエリア内へ走り込んだ長友にスルーパスが通るが、オフサイドの判定が下って先制点とはいかなかった。
先制点は38分、インテルのジョアン・マリオが右CKを蹴ると、流れたボールをエリア外からブロゾヴィッチが右足でダイレクトシュート。これがゴール右隅に突き刺さってインテルが先制に成功した。
後半に入って69分、インテルはハンダノヴィッチからボールを受けたブロゾヴィッチが左サイドにスルーパス。受けたJ・マリオが相手DFと競り合いながらもドリブルでエリア左まで進入し、中央へ折り返したところを上がってきたブロゾヴィッチが押し込んで2-0とする。
試合を決めたいインテルは79分、右CKにミランダが頭で合わせたがGKペリンに枠外へ弾き出される。さらに80分、右サイドでイカルディがボールを持ちマイナス方向にパス。ボールは逆サイドまで流れるが、走り込んだ長友が切り込んでエリア手前から右足のシュートを放ったが、わずかにバーの上に外れてしまう。
そのまま試合は終了し、インテルがジェノアを2-0で下した。長友はフル出場を果たし、ピオリ監督就任後のリーグ2勝目に貢献している。
次節はインテルがアウェーでサッスオーロ、ジェノアがホームでパレルモと対戦する。
【得点者】
1-0 38分 マルセロ・ブロゾヴィッチ
2-0 69分 マルセロ・ブロゾヴィッチ
By サッカーキング編集部
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