セリエA第16節が12日に行われ、日本代表FW本田圭佑が所属するミランはアウェーでローマと対戦し、0-1と惜敗した。フランス人FWエムバイェ・ニアンが、試合後にクラブ公式メディア『ミランTV』のインタビューに応じた。
ローマ戦にフル出場したニアンは、「良いプレーをし、出せるもの全てを出し切って、とても素晴らしい試合をしたと思う。この道を歩まなければならない」とコメント。しかしながら、前半に獲得したPKキッカーを務め、ゴール右下に蹴り込んだシュートはローマのポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーが阻止。前節クロトーネ戦に続くPK失敗については、「自分は難しい時にある。今日もPKを蹴る責任を負った。(失敗して)残念でならない。ただ、全てが悪い方向に進むときは、謙虚にハードワークすることが必要だ」と悔やんだ。
そして、前節クロトーネ戦でPKを蹴る際にキッカーを言い争った、イタリア代表FWジャンルカ・ラパドゥーラとの関係については「自分とラパドゥーラには問題はないよ。今日は、PKを蹴る前に自分を勇気づけてくれたし、落ち着くようにと言ってくれた。次回のPKのときは彼に譲るだろう。それに値するプレーを見せているし、自分よりも今は自信がある時だと思う。もし、そう彼が感じているのであれば、彼にPKを蹴らせる。今日はとても素晴らしいプレーをしていた」と、次はPKを譲る意向を明かした。
また、「自分たちの強さはチームの団結力。それは、以前から言っていたことだ。今日のように戦えれば、土曜日のアタランタ戦では勝ち点3を獲ることができると信じている。ホームで戦うわけだし、2016年最後のリーグ戦。全てのサポーターがチームと一緒に戦ってくれることを願っている」と、次節アタランタ戦での必勝を誓った。