いよいよ終わりが近づいてきた2016年。今年もたくさんのゴールが世界中で生まれたが、スペイン紙『マルカ』が24日、「2016年のトップスコアラーは誰か?」と題した特集を行っている。
同紙が行ったこの特集は、リーガ・エスパニョーラ、ブンデスリーガ、セリエA、リーグ・アン、そしてプレミアリーグの5大リーグで今年記録されたゴールを対象としている。同紙は、5928ゴールが生まれたこの5大リーグでのゴールランキング上位10名を発表した。
まず10位にランクインしたのはリヨンのフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼット。37試合に出場した同選手は29ゴールをマークしている。9位には2人がランクイン。ドルトムントのガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンとマンチェスター・Cのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが、41試合で31ゴールを決めて並ぶ格好となった。7位は、ナポリとユヴェントスで42試合に出場して33ゴールを挙げたアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアイン。6位には45試合34得点の成績を残したバイエルンのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが入った。
すでにそうそうたる顔ぶれとなっているが、さらに豪華な面々が続いていく。5位に入ったのはパリ・サンジェルマンのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニだ。43試合で34ゴールをマークした。4位は元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチ。パリ・サンジェルマンとマンチェスター・Uの両クラブでエースの座に君臨する同選手は、42試合で39ゴールを決めている。
上位3名は40ゴール以上を決め、さらにハイレベルな争いに。まず3位には、レアル・マドリードのエースがランクイン。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは44試合で42得点を記録した。一時は衰えも指摘されたが、さすがの活躍といったところか。2位に入ったのは、バルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレス。49試合に出場して48ゴールをマークし、バルセロナのリーグ優勝に大きく貢献した。
そして第1位に輝いたのはやはりこの男だった。バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、なんと51試合に出場して51ゴールを決めている。平均ゴール数が1を超えたのは、上位10選手の中でメッシだけという驚異的な数字となった。
ここに名を連ねた選手たちの活躍が続くのか、それとも新たなストライカーが台頭するのか。2017年も目が離せない。