ローマからトリノへの移籍が決まったFWイトゥルベ [写真]=Getty Images
トリノは4日、ローマからパラグアイ代表FWフアン・イトゥルベを買い取りオプション付きのレンタル移籍で獲得したことをクラブ公式サイトで発表した。
現在23歳のイトゥルベはパラグアイのセロ・ポルテーニョでデビューした後、キルメスAC、ポルト、リーベル・プレートなどでのプレーを経て、2013年にヴェローナへ加入。2014年夏にはローマへ移籍したが、期待されたパフォーマンスを出せず、2015-16シーズンの冬にボーンマスへレンタル移籍。だが、ここでもわずか4試合の出場に終わっていた。ローマに復帰した今シーズンも定位置確保に苦しみ、セリエA第18節終了時点で5試合に途中出場、無得点にとどまっていた。
トリノのウルバーノ・カイロ会長は同サイトを通じて、「イトゥルベは素晴らしい能力を持つ完成されたFWだ。彼がチームの鍵となるクオリティを兼ね備えていると確信している」とコメントした。
また、トリノは同日、夏にローマからレンタル移籍で加入していたスペイン人FWイアゴ・ファルケの買い取りオプションを行使したことも発表した。
同日に27歳の誕生日を迎えたファルケは、ユース時代にユヴェントスに在籍したものの、トップチームでのプレー経験はなく、レンタル先のビジャレアルBでプロデビューを果たした。その後、トッテナム、ジェノアを経て2015年夏にローマへ移籍したが、レギュラーポジションの確保までには至らなかった。レンタル移籍でトリノに加入した今シーズンは、ここまでセリエAで15試合に出場し、8ゴールを記録している。
By サッカーキング編集部
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