ルンメニゲ会長がコマン(右)の買い取りを明言した一方で、ニャブリ(左)の獲得は否定した [写真]=Getty Images
バイエルンがユヴェントスからレンタル移籍で加入しているフランス代表FWキングスレイ・コマンの買い取りオプションを行使するようだ。ドイツ紙『ビルト』が19日、バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲ会長のコメントを伝えている。
コマンは2015年8月より買い取りオプションが付いた2年間のレンタル移籍でバイエルンに加入。オプション行使の期限は今年の4月30日までとなっており、移籍金は2100万ユーロ(約25億円)に設定されている。
ルンメニゲ会長は同選手の買い取りオプションについて「彼は今シーズンいくつかケガをしているが、昨シーズンのプレーは明らかに良かった。今のところ、我々は彼のオプションを行使するつもりだ」とコメントし、買い取りに動く意向を明言した。今シーズンこそケガに苦しんでいるコマンだが、昨シーズン見せたプレーがバイエルンにオプション行使を決断させたようだ。
また、同会長はドイツ代表でのデビュー戦でハットトリックを記録するなどブレイクしたブレーメンFWセルジュ・ニャブリについても言及。「ニャブリはブレーメンの選手だ。私はブレーメンとの間に問題を作りたくない。もちろん我々はいつもドイツ代表の選手たちを見ているが、獲得に動くのかと言われても、それについて私は知らない」と獲得に動かないことを示唆している。
By サッカーキング編集部
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