決勝ゴールを決めたインテルのジョアン・マリオ [写真]=Getty Images
セリエA第21節が22日に行われ、パレルモと日本代表DF長友佑都所属のインテルが対戦した。長友はベンチスタートとなった。
前節、ホームでキエーヴォ相手に逆転勝利を収め、リーグ戦の連勝を「5」へ伸ばしたインテル。17日のコッパ・イタリア5回戦でも延長戦の末に白星をつかんだ同クラブは、公式戦7連勝と勢いに乗っている。対するパレルモは、ここまでのリーグ戦でわずか2勝と降格圏に沈む。
試合開始から11分、インテルはミランダのロングフィードをマウロ・イカルディがエリア内で胸トラップ。そのままDFをかわして左足のシュートに持ち込んだ。しかしこれはGKヨシプ・ポサヴェツの正面へボールが飛ぶ。
![イカルディのシュートは得点に繋がらなかった [写真]=Getty Images](https://www.soccer-king.jp/wp-content/uploads/2017/01/GettyImages-632382740.jpg)
イカルディのシュートは得点に繋がらなかった [写真]=Getty Images
一方のパレルモは21分、スローインを受けたロビン・クアイソンが反転して左サイドを抜け出し、エリア内へ進入。そのまま右足でシュートを放つが、ボールはポスト左へ外れた。
その後は一進一退の攻防が続き、迎えた44分、インテルはゴール前でFKを獲得する。これをイカルディが直接狙うが、シュートはクロスバーの上へ外れた。結局スコアレスで前半を終える。
後半に入って59分、インテルは敵陣でボールを拾ったイヴァン・ペリシッチが、中央へカットインして右足でミドルシュート。しかしボールはポスト右へわずかに外れる。
それでも65分、インテルは右サイドのアントニオ・カンドレーヴァが左足でクロス。これをエリア内でフリーとなったジョアン・マリオが右足インサイドでミートし、ゴール右下へ突き刺した。インテルがついに均衡を破る。
![ジョアン・マリオの得点シーン [写真]=Getty Images](https://www.soccer-king.jp/wp-content/uploads/2017/01/GettyImages-632386368.jpg)
ジョアン・マリオの得点シーン [写真]=Getty Images
79分、インテルのクリスティアン・アンサルディがパレルモのイリヤ・ネストロフスキと交錯。このプレーでアンサルディには2枚目のイエローカードが提示され、退場となった。また、インテルのステファノ・ピオリ監督も退席処分となった。
すると直後の83分、パレルモはFKのクイックリスタートから、クアイソンがエリア右で右足を振りぬき、ネットを揺らす。しかし主審は一連のプレーを認めず、同点ゴールは幻となった。
結局インテルは数的不利の中最後まで耐え抜き、1-0のままタイムアップ。インテルがパレルモ相手にしっかりと勝利を収め、勝ち点3を手にした。これでインテルはリーグ6連勝、公式戦8連勝となっている。なお、長友に出場機会は訪れず、公式戦4試合連続出番無しとなった。
By サッカーキング編集部
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