サンプドリアとの契約解除が近づくカッサーノ [写真]=Getty Images
サンプドリアの元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノが、同クラブとの契約を解除することとなった。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が24日に報じている。
同紙によると、サンプドリアのマッシモ・フェッレーロ会長の弁護士を務めるアントニオ・ロメイ氏が、カッサーノの去就についてコメントした模様。ロメイ氏は「辛い結末だ。彼のサンプドリア復帰は、別のストーリーとなったはずだったが、最後は退団することがお互いにとって最良の解決策となるようだ。双方の立場は異なるものであるが、両方の主張は正しい」と話し、カッサーノがサンプドリアとの契約を解除することになると明かした。同紙は、26日に契約解除が正式発表されると予想している。
現在34歳のカッサーノは、2007年8月にレアル・マドリードからサンプドリアへレンタル加入。翌年には5年契約で完全移籍し、2010年まで在籍した。その後はミランやインテルなどに在籍したカッサーノ。2015年8月にサンプドリアへ5年ぶりの復帰を果たすと、昨シーズンのセリエAでは24試合に出場した。しかし今シーズンは出場機会を全く与えられていなかった。
By サッカーキング編集部
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