今シーズン途中からパレルモの指揮を執るコリーニ監督 [写真]=Getty Images
パレルモを率いるエウジェニオ・コリーニ監督が辞意を表明した。24日付のイタリア紙『ラ・レプッブリカ』が報じている。
同紙によると、昨年11月30日からロベルト・デ・ゼルビ前監督の後任として指揮を執っていたコリーニ監督は、「昨日私が要求していたことが、何も起こらなかった。この決定は苦しいものであるが、当然のことである」と言明。クラブに補強を訴えていたが、主張が受け入れられなかったことで辞任を決断したと説明している。
なお、後任には、カリアリやボローニャを率いた経験を持つディエゴ・ロペス氏の就任が決定的になっている模様。ロペス氏は25日にパレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長と交渉を行うものと予想されている。
コリーニ監督が辞任となれば、パレルモにとって今シーズン3度目の指揮官交代となる。なお、同クラブは昨シーズン、8回もの監督交代を経験している。
パレルモは22日のセリエA第21節で、日本代表DF長友佑都所属のインテル相手にホームで0-1と惜敗。今シーズンのリーグ戦で最多となる15敗目を喫し、現在は降格圏の19位に低迷している。
By サッカーキング編集部
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