準々決勝でミランを下したユヴェントス [写真]=NurPhoto via Getty Images
コッパ・イタリア準々決勝が25日に行われ、昨シーズンの王者ユヴェントスは本拠地で日本代表MF本田圭佑が所属するミランと対戦し、2-1で勝利を収めて準決勝に駒を進めた。試合終了後にマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、イタリアメディア『Rai』のインタビューに応えた。
昨シーズンの決勝と同一カードとなった準々決勝の一戦。後半はミランMFマヌエル・ロカテッリが退場処分となり、数的優位に立ったものの、記者から「苦しんだ」ことを指摘されると「苦しんだ……。ミランのゴールは偶発的なものだった。もっと早く試合の決着をつけることができたはずだ。ミランは決して屈することがなく、巻き返し、そして、最後に勝利をもぎ取る。結果がどうであれ、彼らは自分たちのサッカーをする。私はミランを高く評価する。しかし、ユヴェントスは素晴らしい試合をした。実際のところ、ミランにまったくチャンスを許さなかった。(パウロ)ディバラが下がってからは、我々はつないでいくのを少しやめてしまったけれどね」と記者のコメントに反論した。
また、セリエA第21節のラツィオ戦に続き、超攻撃的な4-2-3-1のシステムを採用したことについては「パフォーマンスが重要だ。前半はとても素晴らしい出来だった。しかし、ディバラが下がってからは、各ポジションのラインが崩れてしまった。ボールの奪い合いから相手は何かしらチャンスを作れたはずだ」と試合を振り返り、フォーメーションではなく、試合の内容が重要であると主張している。
ユヴェントスはコッパ・イタリア準決勝でナポリと対戦する。ファーストレグは3月1日にホームで、セカンドレグは4月5日に敵地・サン・パオロで開催される。
By サッカーキング編集部
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