トッティ(中央)の決勝点でローマが勝利を収めた [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
コッパ・イタリア準々決勝が2月1日に行われ、ローマとチェゼーナが対戦した。
決勝進出を懸けて、ローマがセリエBのチェゼーナをホームに迎えての一戦。ローマは元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティ、イタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィらが先発に名を連ねた。
前半は互いに得点を挙げることができず、迎えた後半に試合が動く。68分、ローマはラジャ・ナインゴランのスルーパスでエル・シャーラウィがエリア内左に抜け出す。右足のアウトサイドで中央に折り返すと、走り込んだエディン・ジェコが左足でゴールに流し込み、先制に成功した。
直後の73分、チェゼーナがすぐに試合を振り出しに戻す。右サイドのクロスをキャッチしに行ったGKアリソンとDFコスタス・マノラスがエリア内で衝突。ボールがエリア付近中央でこぼれると、ルカ・ガリターノが右足でゴールに蹴り込んだ。
延長突入かと思われた後半アディショナルタイム7分、ゴール前に送られた浮き球のパスに走り込んだケヴィン・ストロートマンがGKフェデリコ・アリアルディと接触。これがファールと判定され、ローマがPKを獲得した。キッカーのトッティがゴール左下に蹴り込み、勝ち越し点を奪った。
試合はこのまま終了し、ローマが2-1で勝利。9大会ぶりの優勝に向けて、準決勝進出を果たした。
勝ち進んだローマは、準決勝でラツィオとホーム&アウェー方式で対戦。ファーストレグは2月28日にローマのホームで行われる。
【得点者】
1-0 68分 エディン・ジェコ(ローマ)
1-1 73分 ルカ・ガリターノ(チェゼーナ)
2-1 90+7分 フランチェスコ・トッティ(PK)(ローマ)
By サッカーキング編集部
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