元イタリア代表の2名が指揮官として対決する [写真]=Getty Images
元イタリア代表のジェンナーロ・ガットゥーゾとファビオ・カンナヴァーロの2人が、イタリア中部で地震に見舞われた被災者のために立ち上がった。
ガットゥーゾ監督が率いるセリエBのピサとカンナヴァーロ監督が指揮する中国スーパーリーグ所属の天津権健が、2月8日にピサの本拠地アレーナ・ガリバルディで対戦し、その全ての収益を被災者の人々に寄付されると、イタリア紙『コッリエーレ・デッロ・スポルト』が2日に伝えた。
イタリアは昨年8月24日にイタリア中部ウンブリア州のノルチャを震源として、マグニチュード6.2の地震が発生し、299人の死者を出している。現在も余震が続いており、1月18日には、地震による大規模な雪崩によって、多数の死者が出ており、現在も行方不明者の捜索が行われている。
天津権健はこの冬に、ベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルと元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトを獲得するなど大型補強を実現。現在セリエBの17位で、後半戦で巻き返しを狙うピサにとって興味深い対戦となりようだ。
By サッカーキング編集部
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