今冬の移籍市場でマルセイユへ移ったDFエヴラ [写真]=Getty Images
日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユのフランス代表DFパトリス・エヴラが、今冬の移籍舞台裏を明かした。イギリス紙『メトロ』などが3日に報じている。
今シーズンのセリエAで6試合の出場にとどまっていたエヴラは、今冬の移籍市場で2シーズン半を過ごしたユヴェントスとの別れを決断。移籍先として、一時は古巣マンチェスター・Uが噂されていたが、最終的に母国フランスのマルセイユを選択した。
同紙によるとエヴラは、「僕はモウリーニョと話した」とコメント。マンチェスター・Uを率いるジョゼ・モウリーニョ監督と接触があったことを認めた。「ファンも熱狂的になって、喜んでくれていただろう」とした上で、古巣復帰が実現しなかった理由については、「僕がマンチェスター・Uへ戻ることを歓迎しない人がいた。その名前は言わないけどね」とコメント。クラブ関係者の中に、エヴラ獲得を認めなかった人物がいたことを明かした。
この動きを受けて、エヴラは代理人に対して別の移籍先を探すように依頼した模様。そこで交渉をすることとなったマルセイユについては、「彼らは僕を神のように扱ってくれた。僕が彼らにとって必要であることを明確にしてくれた」とクラブからの誠意が、移籍決断の決め手になったとした。
エヴラは一方で、2年半指導を受けたユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督に対して、「僕はボスに大きな敬意を払っている」と感謝の言葉を残した。
By サッカーキング編集部
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