チームの2点目となるA・サンドロ(12番)のゴールを喜ぶユヴェントス [写真]=Getty Images
セリエA第26節が25日に行われ、ユヴェントスとエンポリが対戦した。
第25節終了時点で2位ローマに勝ち点差「7」をつけて首位を走るユヴェントス。現在公式戦8連勝と好調で、ホームでは昨シーズンから29連勝中と圧倒的な強さを誇っている。
先発メンバーには、采配へ異議を唱えたとして23日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグのポルト戦を欠場していたイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが復帰。その他、アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインやクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチらが名を連ねた。一方、イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン、同DFジョルジョ・キエッリーニ、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラら一部の主力は控えに回った。
試合は開始5分、ユヴェントスが決定機を迎える。左サイドからのクロスをエリア内のマンジュキッチが頭で逸らす。ゴール前のイグアインがこれを収め、右足でシュートを放ったが、GKウカシュ・スコルプスキにキャッチされた。さらに10分、エリア内右からフアン・クアドラードが右足でシュート。相手DFに当たってコースが変わったボールにゴール前のマンジュキッチが飛び込んだが、左足で放ったシュートは枠を捉えることはできなかった。
攻めるユヴェントスは30分、イグアインのスルーパスでマンジュキッチがエリア内左に抜け出す。GKスコルプスキをかわしてシュートを放とうとしたが、戻ってきた相手DFに阻まれ、チャンスを活かすことができなかった。前半はスコアレスで折り返す。
後半に入って52分、ユヴェントスが均衡を破る。右サイドのクアドラードが鋭いクロスを供給。マンジュキッチが高い打点から強烈なヘディングシュートを放つと、ボールはクロスバーを直撃し、跳ね返ったボールがGKスコルプスキに当たってネットに吸い込まれた。
65分にはユヴェントスが追加点を奪う。右サイドのダニエウ・アウヴェスが右足でグラウンダーのクロス。エリア内左のアレックス・サンドロが相手DFを背負いながらボールを受けると、反転しながら左足でシュートを放つ。ボールはゴール右下に突き刺さった。
試合はこのまま終了し、ユヴェントスが2-0と完封勝利。ホームでの連勝記録を「30」まで伸ばし、暫定ながら2位ローマとの勝ち点差を「10」とした。
次節は5日、ユヴェントスは敵地でウディネーゼと、エンポリはホームでジェノアと対戦する。
【得点者】
1-0 52分 オウンゴール(ウカシュ・スコルプスキ)(ユヴェントス)
2-0 65分 アレックス・サンドロ(ユヴェントス)
By サッカーキング編集部
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