ユヴェントス戦に出場したナポリGKレイナ [写真]=Getty Images
コッパ・イタリア準決勝ファーストレグが2月28日に行われ、ナポリはアウェーでユヴェントスと対戦し、1-3と逆転負けを喫した。試合後、スペイン代表GKホセ・マヌエル・レイナがイタリアメディア『Rai』のインタビューに応えた。
ナポリは1点をリードして迎えた後半の立ち上がりにPKで同点に追いつかれると、64分にセットプレーの流れから逆転を許してしまう。さらにその5分後には、レイナがエリア内で相手MFフアン・クアドラードを倒したとして、この日2本目のPKを献上。これを決められ、2点差で敗れた。
レイナは「僕たちは前半、素晴らしいプレーをした。ピッチを支配し、ユヴェントスを困難な状況に追い込んだ」と振り返ると、「だが、後半にいくつかのエピソードが試合を変えた。審判のジャッジによって結果が変わったんだ。クアドラードのPK? 何をしなければならなかったと言うんだ。消えろとでも言うのか? もしボールに触れればPKは存在しない。もしボールを動かせばクアドラードはジャンプでかわさなければならない。いずれにしろ、(ラウール)アルビオルのPKについてはほとんど話されていない。クアドラードのよりも、PKが与えられて然るべきだった」と憤慨。自身のファーウルはなかったと主張し、むしろこのプレーの直前にナポリ側にPKが与えられるべきだったと主張した。
怒りが収まらないレイナはさらに、「いくつかの面でもっと成長しなければならないのは確かだが、自分は憤慨している。なぜならば判定は正しくなかったからだ。審判の判定によって試合の結果が左右された。イタリア中がそれを見た」と不満を露わにした。
それでも最後には「これからは(セリエA第27節の)ローマ戦でベストを尽くす。素晴らしい戦いをしなければならない」と、4日に控える2位ローマとの直接対決に向けて意気込みを語った。
By サッカーキング編集部
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