トリノのウルバーノ・カイロ会長は、マンチェスター・Cから同クラブへレンタル移籍で加入しているイングランド代表GKジョー・ハートについて、来シーズン以降も同クラブでプレーすることを望んでいるようだ。イギリスメディア『BBC』が6日付で伝えている。
昨シーズンまでマンチェスター・Cのゴールマウスを守ってきたハートだったが、今シーズンより就任したジョゼップ・グアルディオラ監督の下で構想外となり、昨夏の移籍市場でトリノにレンタル移籍。同クラブではレギュラーとしてリーグ戦25試合に出場している。
同選手を巡っては、チェルシーやリヴァプール、アーセナルといったクラブが関心を持っているとされ、トリノへのレンタル終了後に移籍する可能性も報じられている。しかし、トリノのカイロ会長としても同選手を手放したくない様子で、「彼とは素晴らしい関係を築けている。トリノに留まることになれば彼はハッピーだと思う。我々は残留に向けて取り掛かることができるよ」というコメントを同メディアは伝えた。
また、同会長は「マンチェスター・C次第だけれども、残るとなればハートはハッピーだと思う。彼らが何を考えているのか、何を望んでいるのか。まあ見てみようじゃないか」と続け、来シーズン以降もハートがトリノでプレーする可能性について含みを持たせている。
果たして、ハートは来シーズンどのクラブのユニフォームを身にまといプレーしているだろうか。