W杯欧州予選で同組のイタリア代表とスペイン代表 [写真]=Getty Images
イタリア・サッカー連盟(FIGC)のカルロ・タヴェッキオ会長が、来シーズンのセリエA開幕時期を例年よりも前倒しさせる可能性を示唆した。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が27日に報じている。
2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選に臨んでいるイタリア代表は、グループGの首位スペイン代表と勝ち点「13」で並び、得失点差で2位。9月2日にはアウェイでスペイン代表との大一番を控えている。
今回の報道によると、スペイン代表戦との兼ね合いで、例年は8月下旬となっているセリエAの開幕節の開催時期を早める案が浮上しているようだ。
タヴェッキオ会長は「8月13日の開幕?それは一つの可能性だ。ただ、聖母被昇天の祝日である8月15日の開催は避けなければならない。イタリア人にとっては極めて神聖な日であるからだ。それに、15日にリーグ戦を行うことは常軌を逸している。イタリア人のほとんどが、バカンスに出かけているからね」と話し、以下のように続けた。
「各クラブと話し合う可能性を見出していく。彼らはこの時期、プレシーズンマッチの予定を控えているから、解決の可能性を見出していくよ。スペイン代表との試合は(W杯)予選突破がかかった決定的な一戦だ。誰かが多少は犠牲を払う必要がある」
By サッカーキング編集部
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