CLでの活躍が再び評価されているボヌッチ(左) [写真]=Chris Brunskill Ltd/Getty Images
チェルシーとマンチェスター・Cが、ユヴェントスのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチの獲得に乗り出すと、イタリアメディア『カルチョメルカート』が20日に報じた。
ボヌッチは2010年7月にユヴェントスに加入。これまで同クラブで公式戦310試合に出場し、20ゴールを記録、5度のセリエA制覇に貢献してきた。今シーズンのセリエAではここまで24試合に出場して2得点、チャンピオンズリーグ(CL)では8試合に出場して1得点を決めている。CL準々決勝ではバルセロナとの注目の対戦で、2戦連続先発フル出場。凄まじい攻撃力を誇る相手の前線を抑え込み、2試合の完封に大きく貢献したことも記憶に新しい。
チェルシーとマンチェスター・Cは、昨年夏にもボヌッチの獲得に乗り出していたが、当時は同選手が移籍を拒否。しかし両クラブは同選手のCLでの活躍ぶりを再評価しており、今夏の移籍市場で再び獲得に動くと予想されている。昨年夏には6000万ユーロ(約70億円)もの移籍金を提示されていたが、今夏はこれをさらに上回る金額が提示される模様。5月1日には30歳の誕生日を迎え、ベテランの域に達しているボヌッチだが、評価は一層高まっているようだ。
ユヴェントスはセリエA第32節を終え、勝ち点80で首位を快走中。CL準決勝ではアトレティコ・マドリード、モナコ、レアル・マドリードのいずれかのチームと対戦する。
By サッカーキング編集部
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