ユヴェントスへ移籍したイグアインとの関係がさらに悪化したナポリ会長デ・ラウレンティウス [写真]=Getty Images
ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が、昨年夏に同クラブからユヴェントスに移籍したアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインを厳しく非難した。イタリア紙『トゥットスポルト』が26日に報じた。
今月5日にナポリで開催されたコッパ・イタリア準決勝セカンドレグでユヴェントスでスタメン起用されたイグアインが、先制点となる1点目を決めると、メインスタンドに座るデ・ラウレンティス会長の方向を指差し、何かを叫んだ。その口元が明らかに「あんたのせいだ」と動いていたと話題になり、デ・ラウレンティス会長がこの行動に対して反発した。
「サポーターの前で、自分に罪がないように、私に対して罪を被せようとすることはできるだろう。しかし、サポーターはバカではない。彼らは状況を完全に把握している。もし常識のある人であれば、自分がプレーし、世界的なレベルであるチーム(ナポリ)からライバルのユヴェントスなどに行くように裏切ることなどしない。常識が欠けているのだと思う。もはや、会長も、(代理人である)イグアインの兄も関係ないことだ。彼は自分で教養が足りないことを示したんだ」と言及し、イグアインを激しく責め立てた。
今シーズン、セリエAで首位を独走するユヴェントスで、イグアインは加入初年度からリーグ戦32試合に出場、23ゴールを記録。ローマ所属のボスニア・ヘルツェコビナ代表FWエディン・ジェコ、トリノ所属のイタリア代表FWアンドレア・ベロッティ、インテル所属のアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディに次いで、得点ランキング4位につけている。
By サッカーキング編集部
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