ディバラ(左)がロナウジーニョ(右)への憧れを明かした [写真]=NurPhoto via Getty Images、Getty Images
ユヴェントスに所属するアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝モナコ戦への抱負や元ブラジル代表FWロナウジーニョへの憧れを語った。UEFA(欧州サッカー連盟)の公式HP『UEFA.com』がコメントを伝えている。
バルセロナとの準々決勝を制し、CLベスト4へ進出したユヴェントス。3日と9日に行われる準決勝では、モナコと対戦することが決まった。ディバラは「どちらも非常に難しい試合になると思う。モナコはタフで強いし、本当に力のある選手が揃ったチームだ」と警戒しつつ、「それは僕たちも同じだから、間違いなく素晴らしい勝負になるだろう。モナコは攻撃に人数をかけて多くの得点を決めてきたけど、空いたスペースを僕たちが利用できることにもなる」と、試合を展望していた。
そしてディバラは、ロナウジーニョへの憧れも明かした。「今でもユニフォームが欲しいと思う選手なんだ。彼と一緒にプレーしたこともあるジェンナーロ・ガットゥーゾ氏が、僕にユニフォームをプレゼントするように頼んでくれると約束してくれた。でも残念ながら、まだ届いていないんだよ」とエピソードを披露しつつ、以下のように続けている。
「ロナウジーニョは僕が子どものころから大好きだった選手の一人。笑顔で楽しくプレーしなければいけないと教えてくれたんだ。ヨーロッパと南米では、指導者や選手のサッカーに対する取り組み方が違うことがあるね。僕たちのような南米出身の選手は試合を楽しむだけでなく、笑ったり踊ったりするからね。自分も常に楽しいことを探している。ピッチでのプレーをエンジョイしているよ」
ユヴェントスは今シーズン、セリエAの6連覇まで目前に迫り、コッパ・イタリアでは決勝に進出。そしてCLでもベスト4入りと、3冠獲得を視野に入れている。ディバラは「どの大会でも好結果を残せているし、今年は自分たちの年になるかもしれない。とにかく全力を尽くすつもりだよ。この大会(CL)を制覇できれば、自分だけでなくチームメイトの野望の一つが実現することになるんだ」と、意気込みを語っている。
By サッカーキング編集部
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