中国資本への売却を決めたベルルスコーニ氏 [写真]=Getty Images
ミランの元名誉会長、シルヴィオ・ベルルスコーニ氏が、ヴィンチェンツィオ・モンテッラ監督の采配に不満を示した。イタリア紙『トゥットスポルト』が8日に伝えている。
4月に中国資本へクラブを売却したベルルスコーニ氏は、「私はずっとミランのサポーターだ」と述べると「ピッチ場でフォーメーションが変わることを願っている。グラウンドに立つ選手が変わるのではなく、戦術が変わることを願っている」と話し、売却後に4戦2分2敗と不振のチームに駄目出しした。
続けて「いかなる方法でも私の思いを伝えたくない。サッカーにオイルマネーが流れ込んでから、ミランのようになりたいと思っていたクラブは、一つのファミリーでは費やすことができないような財力を持ちえているのだ。そのため、私はこの売却を、苦痛を伴って強いることになったのだ」と売却の理由を説明。金満クラブに対抗できず、やむなく売却に至ったと経緯を語っている。
ミランは次節、13日にアタランタとアウェイで対戦する。
By サッカーキング編集部
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