失点に肩を落とすインテルの選手。4連敗を喫した [写真]=Getty Images
セリエA第36節が14日に行われ、日本代表DF長友佑都所属のインテルとサッスオーロが対戦した。長友は5試合連続で先発に名を連ねた。
3連敗中で7試合白星から遠ざかっているインテルは、9日にステファノ・ピオリ監督の解任を発表。残り3試合はプリマヴェーラ(下部組織)のステファノ・ヴェッキ監督が指揮を執ることとなった。
そのインテルは立ち上がりから積極的な姿勢を見せたが、なかなか決定機を作り出すことができない。すると36分にサッスオーロが先制する。敵陣でボールを奪ってショートカウンターを仕掛けると、ペナルティエリア手前右で受けたドメニコ・ヴェラルディが中央へ落とし、ピエトロ・イエンメッロが右足でシュート。これがゴール右下に決まった。
1点ビハインドで前半を折り返したインテルはハーフタイムに選手交代。長友とジョアン・マリオを下げ、クリスティアン・アンサルディとエデルを投入した。
しかし、後半も先にゴールを奪ったのはサッスオーロだった。50分、右サイドを突破したポル・リロラの折り返しをゴール前のイエンメッロが押し込み、スコアは2-0となった。
苦しくなったインテルは70分、エデルがエリア内左から右足で狙うと、DFに当たってコースが変わったボールがゴール右へ決まり、1点差に詰め寄る。その後はインテルが一方的に押し込む展開となったが、最後まで同点ゴールは生まれず、試合はこのままタイムアップ。サッスオーロが2-1で勝利を収め、インテルは4連敗で8試合白星なしとなった。
次節、インテルは21日にアウェイでラツィオと、サッスオーロは同日にホームでカリアリと対戦する。
【得点者】
0-1 36分 ピエトロ・イエンメッロ(サッスオーロ)
0-2 50分 ピエトロ・イエンメッロ(サッスオーロ)
1-2 70分 エデル(インテル)
By サッカーキング編集部
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