タイトル獲得へ意気込みを語ったインザーギ監督 [写真]=Getty Images
17日に行われるユヴェントスとのコッパ・イタリア決勝を前に、ラツィオのシモーネ・インザーギ監督が公式会見に臨んだ。イタリア紙『トゥットスポルト』が16日に報じている。
インザーギ監督は2010年5月に現役を引退し、その後はラツィオの下部組織で指導者としてのキャリアをスタート。2016年4月にトップチームの指揮官に就任し、就任後初となるタイトル獲得に王手がかかっている。「選手たちには、自由な考えを持ち、謙虚に戦うように要求した。ユヴェントスが優勝候補ではあるが、ただ一発勝負では、全てが起こりうるものだ」と意気込みを語った。
さらに「パーフェクトな試合をしなければいけない。これで今シーズン、ユーヴェとは3度目の対決となる。相手はミスを必ず突いてくるチームだ。ローマでの対戦、つまり我々にとっては本拠地。ラツィオらしい試合をしたい」と続け、スタディオ・オリンピコで開催される決勝戦での優勝に自信を覗かせた。
そして、兄であり、今シーズンはレーガ・プロ(3部)のヴェネツィアを指揮し、セリエB昇格に導いたフィリッポ・インザーギについてもコメント。「彼も観戦に来るよ。もう既にローマに入っていて、今夜は私の子供たちと一緒にいる。明日は私のために応援に駆けつけてくれる」と心強いサポーターの存在を明かした。
ラツィオは今シーズンのセリエA第2節、第21節でユヴェントスと対戦。どちらの試合でも得点を奪うことはできず、0-1、0-2で敗戦を喫している。コッパ・イタリア準決勝では2戦合計スコア4-3でローマを下し、決勝進出を決めた。
By サッカーキング編集部
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