コッパ・イタリア決勝が17日に行われ、ユヴェントスとラツィオが対戦した。
史上初の3連覇を目指すユヴェントスと、2012-13シーズン以来の優勝を狙うラツィオの一戦。ユヴェントスはGKジャンルイジ・ブッフォンがベンチに座り、大会を通じてゴールマウスを守ってきたGKネトが先発。そのほかFWパウロ・ディバラやFWゴンサロ・イグアインが起用された。対するラツィオはMFルーカス・ビリアやFWケイタ・バルデ・ディアオ、FWチーロ・インモービレらが先発に名を連ねた。
![ラツィオ](https://www.soccer-king.jp/wp-content/uploads/2017/05/GettyImages-684270386.jpg)
ラツィオの先発メンバー [写真]=Getty Images
先制したのはユヴェントス。12分、左サイドのアレックス・サンドロがアーリークロスを上げると、ファーサイドに走り込んだダニエウ・アウヴェスが右足インサイドのボレーで合わせる。このシュートがゴール左隅に決まった。
![D・アウヴェス](https://www.soccer-king.jp/wp-content/uploads/2017/05/GettyImages-684262578.jpg)
D・アウヴェスのゴールでユヴェントスが先制した [写真]=Getty Images
勢いに乗るユヴェントスは18分、カウンターを仕掛けると、ディバラがミドルレンジから左足でシュート。さらにGKが弾いたボールをエリア内右のD・アウヴェスが折り返し、イグアインがダイレクトで合わせたが、ここもGKに阻まれた。
追加点が決まったのは25分。左CKをニアサイドのA・サンドロがヘディングですらすと、このボールをゴール前のレオナルド・ボヌッチが押し込み、ユヴェントスのリードが2点に広がった。
![ボヌッチ](https://www.soccer-king.jp/wp-content/uploads/2017/05/GettyImages-684265718.jpg)
追加点をマークしたボヌッチ [写真]=Getty Images
後半に入り57分、ラツィオは右サイドからフェリペ・アンデルソンが上げたクロスにインモービレがヘディングで合わせたが、至近距離からのシュートはGKネトの右手に阻まれてしまった。
その後も2点を追いかけるラツィオが押し込む時間が続いたが、ユヴェントスはGKネトを中心にしっかりと守り、得点を許さない。
結局ラツィオは最後まで反撃のゴールを挙げることはできず、試合はこのままタイムアップ。2-0で勝利を収めたユヴェントスが大会史上初の3連覇を達成した。
By サッカーキング編集部
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