主将としてプレーした本田圭佑 [写真]=Getty Images
セリエA第38節が28日に行われ、カリアリと日本代表FW本田圭佑所属のミランが対戦した。この試合がミランでのラストマッチとなる本田はキャプテンマークを巻いて先発出場を果たした。
#本田圭佑 がキャプテンマークを巻いて先発出場!!
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最初にチャンスを作ったのはカリアリ。6分、左サイドの裏に抜け出したディエゴ・ファリアスがDFを引きつけて中央へ送ると、フリーで走り込んだアルトゥール・イオニタが右足ダイレクトで狙う。しかしこのシュートはクロスバーを直撃した。
大きなチャンスを逃したカリアリだが、17分に先制する。スルーパスでディフェンスラインの裏に抜け出したジョアン・ペドロがGKとの一対一を制してネットを揺らした。
ミランは21分、本田が蹴った左CKがファーサイドに流れたところにカルロス・バッカが反応したが、至近距離からのシュートはGKに阻まれてしまった。前半はこのままホームのカリアリが1点をリードして折り返す。
後半に入り63分、ミランはガブリエル・パレッタがエリア内で倒されてPKを獲得。しかし、キッカーを務めたバッカのシュートはGKに阻まれてしまい、絶好のチャンスを逃してしまった。
それでも72分、バッカがエリア内で倒されて再びミランがPKを得ると、今度はジャンルカ・ラパドゥーラが冷静に決め、試合は振り出しに戻った。
追い付いたミランだが、直後にパレッタがこの日2枚目のイエローカードで退場となると、カリアリに攻め込まれる時間が続く。すると後半アディショナルタイム3分に勝ち越しゴールが生まれる。エリア手前のFKをJ・ペドロが直接狙うと、GKが弾いたボールをファビオ・ピザカーネが押し込み、カリアリが土壇場でリードを奪った。
試合はこのままタイムアップを迎え、カリアリが2-1で勝利。ミランはシーズンを黒星で終えることとなってしまった。なお、本田はフル出場した。
【得点者】
1-0 17分 ジョアン・ペドロ(カリアリ)
1-1 72分 ジャンルカ・ラパドゥーラ(PK)(ミラン)
2-1 90+3分 ファビオ・ピザカーネ(カリアリ)
By サッカーキング編集部
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